愛着をつなぐ再生

施工前は、遠目にはきれいに見えても、経年劣化による色褪せやシミが目立ち、防水性能が低下しているサインが出ていました。
塗り替えにあたっては、お客様が長年親しまれてきたお住まいの雰囲気を壊さないよう、同系色の明るいトーンを採用。
モルタル外壁は職人の手仕事による豊かな風合いが魅力ですが、一方で表面の保護膜が切れると汚れが溜まりやすくなります。
今回も、丁寧に洗浄と下地処理を施した上で塗り上げることで、新築時の瑞々しさを取り戻した外観を実現しました。
外塀も塗り替え、付帯部との色の重なりも細かく調整し、建物全体のシルエットを明確に整えることで、明るく端正な仕上がりとなっています。
また、美観の維持だけでなく、モルタル壁にとって生命線となる「防水機能の完全復活」に注力。
下地の状態を徹底的に確認し、適切な補修を施してから塗装を行うことで、これから先も安心して暮らしていただける住まいになりました。