
【入居率UPの秘訣】アパート外壁塗装は「おしゃれな色」を選ぶ!人気色と外観デザインの鉄則
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せた父さんコラム
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外壁塗装を計画する際、「どの塗料を選べばよいか」悩む方も多いのではないでしょうか。塗料には、価格が安いものから、耐久性や遮熱性に優れた高機能で価格が高いものまで、さまざまな種類があります。
この記事では、主要な塗料5種類について価格や耐用年数、それぞれの特徴を比較し、ご自宅に合った最適な塗料の選び方を分かりやすく解説します。外壁塗装の工事を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装に使われる塗料は、含まれる樹脂の種類によって、耐久性や価格が異なります。ここでは主要な5つの塗料について、それぞれの特徴を紹介します。
現在、日本住宅の外壁塗装で一般的なのが「シリコン塗料」です。名前の通りシリコン樹脂が主成分で、価格と耐久性のバランスが優れているため、多くのご家庭で選ばれています。
防水性やカビ・藻の発生を防ぐ高い能力を持つ点がメリットです。ただし、市場に出回っている種類が多いため、中には品質にバラつきがあるものもあります。
経年で塗膜が硬くなりやすく、地震や気温の変化などでサイディングボードが動くと、その動きに追従できず、ひび割れが生じる場合があります。
初期費用を抑えたい方には「アクリル塗料」がおすすめです。アクリル樹脂をベースとしているため、塗料自体が安価で、乾燥が早いのがメリットです。
しかし、耐久性が低く、塗り替え周期が短いため、外壁塗装の主流ではなくなりつつあります。価格が安いため頻繁に色を変えたい建物や、短い周期での塗り替えを前提とした仮設の建物に使用されるケースが多く見られます。
「ウレタン塗料」は、初期費用が比較的安価でありながら、塗膜が柔軟で伸びが良く、ひび割れが起きにくいのが特徴です。木部や雨樋など、曲面に多く使われる付帯部分の塗装に適しています。
カラーバリエーションが豊富なため、色にこだわりたい方にも選ばれます。ただし、耐久性はシリコン塗料の方が優れており、紫外線に対する耐性が低い製品もあるため、選ぶ際には注意が必要です。
塗膜の耐久性を重視し、将来的なメンテナンスコストを抑えたい場合には、「フッ素塗料」が最適です。フッ素樹脂を配合しており、価格は高めですが、長い耐用年数を維持できます。
汚れが付着しても雨で流れ落ちやすい特性(低汚染性)があるため、長期間きれいな外観を保ちやすいのがメリットです。ただし、塗膜が硬く光沢感が出やすいため、外壁をマットな質感に仕上げたい場合には不向きな場合があります。
「無機塗料」は、セラミックやケイ素などの無機物(天然石など)が主な原料です。紫外線で劣化しにくく、20〜25年という圧倒的な寿命を誇ります。塗り替え回数を極力減らしたい方に選ばれます。
防汚性や耐火性に優れている一方、主要5種の中でもコストが最も高い塗料です。一方で塗膜が硬く、建物の動きや振動により細かなクラックが入りやすい面もあるため、下地の状態をよく確認する必要があります。
塗料を選ぶうえで最も気になるのが、「いくらかかるのか」と「何年持つのか」という点です。初期費用が安くてもすぐに塗り替えが必要になれば、トータルコストが高くなります。ここでは、塗料の種類ごとの費用相場と耐久年数を一覧で比較します。
塗料の価格や寿命は、主成分となる樹脂のグレードやメーカー、業者によって変動しますが、ここでは一般的な相場と耐久性の目安をご紹介します。
| 種類 | 価格目安(円/㎡) | 耐用年数目安 | 特徴 |
| シリコン | 2,500〜3,800円/㎡ | 10〜15年 | コストと耐久性のバランスに優れている。防汚性・防カビ性が高い。 |
| アクリル | 1,000〜1,500円/㎡ | 5〜8年 | 価格は最も安いが、耐久性は低い。現在は外壁のメインには不向きとされる。 |
| ウレタン |
1,700〜2,500円/㎡ |
8〜10年 | 安価で塗膜が柔らかく、密着性が高い。シリコンより耐久性が劣る。 |
| フッ素 | 3,800〜4,800円/㎡ | 15〜20年 | 高耐久でメンテナンス回数を減らせる。耐熱性・防汚性にも優れる。 |
| 無機 | 4,800〜5,500円+/㎡ | 20〜25年+ | 圧倒的な超寿命。カビや藻に強く、汚れにくい。ただし初期費用が最も高い。 |
上記のように、耐久性の高い塗料ほど初期費用が高くなる傾向にあります。
ご自宅の状況や、希望する塗り替えの頻度によって、どの塗料が適切か判断しましょう。
一般住宅の塗装において、「シリコン塗料」が最も費用対効果(コスパ)が高いと判断されることが多く、人気を集めています。アクリルやウレタンと比べて価格差は大きくないにもかかわらず、耐久年数が長いため、塗り替えの回数を減らすことが可能です。
長期的にかかる総費用を抑えられるため、予算と耐久性のバランスを重視する方にとって、合理的な選択肢と言えるでしょう。
▼外壁塗装の計画を立てる際、まずは費用の全体像を把握しておくことが大切です。こちらのページも合わせてご覧ください。
外壁・屋根塗装の相場はどれくらい?それぞれの費用が決まる要素や節約するポイントをご紹介!
外壁塗装で使用される塗料の中には、省エネ効果や美観の維持に役立つ高性能なものもあります。ここでは、外壁塗装を検討する際に知っておくべき4つの機能性塗料をご紹介します。
「ラジカル制御型塗料」は、耐久性の高いシリコン塗料の欠点を克服するために開発された塗料です。塗料の主成分(酸化チタンなど)が紫外線を受けると発生する「ラジカル」という劣化の原因物質を、特殊な技術で抑制・閉じ込めます。
塗膜が紫外線による影響を受けにくくなり、通常のシリコン塗料よりもさらに長持ちするのが特徴です。高性能と高耐久性を両立しながらも、比較的コストを抑えたい方に適しているでしょう。
夏の暑さ対策や電気代の節約をしたい方には、「遮熱(しゃねつ)塗料」や「断熱(だんねつ)塗料」がおすすめです。
遮熱塗料は、太陽光を反射して外壁の温度上昇を防ぐことで、室内の温度上昇を抑えます。一方、断熱塗料は、熱の伝わりを遅らせ、外の熱が室内に伝わりにくくする働きがあります。
両方の塗料とも冷房効率が向上し、省エネにつながるため、一年を通して快適な室内環境づくりに貢献します。
「光触媒塗料」は、外壁のクリーニング効果が期待できる塗料です。塗料に含まれる酸化チタンが太陽光に当たると、空気中の有害物質や外壁の汚れを分解する成分を発生させます。
分解された汚れは、雨で洗い流されるため、自動できれいな状態を維持するセルフクリーニング効果を発揮します。メンテナンスの手間を減らし、長期間美しい外観を維持したいご家庭に最適です。
現在、多くの一戸建てに使用されているサイディングボードには、おしゃれな模様やデザインが施されています。既存のデザインを活かしたい場合に選ばれるのが、「クリヤー塗料」です。
無色透明の塗料で、サイディングの模様をそのまま見せながら、表面に保護膜を作り、紫外線や雨水から外壁を守る役割を果たします。ただし、既存の外壁の劣化が激しい場合は塗れないこともあるため、検討する際は業者に相談することをおすすめします。
塗料は、塗装直前の準備方法によって「1液型」と「2液型」に分類されます。
1液型は、塗料と水やシンナーなどの希釈剤を混ぜるだけで使用できるため、作業が手軽でコストが比較的安価です。一方、2液型は、塗料の主成分(主剤)に硬化剤を直前に混ぜ合わせて使用します。硬化剤を入れることで化学反応が起こり、塗膜の耐久性・密着性・耐候性が高まります。
ご自宅の品質と塗装の寿命を重視するなら、より高性能で丈夫な塗膜が作られる「2液型」を選ぶのがおすすめです。
塗料は、固形化する前の希釈方法によって、「水性(水で薄める)」と「油性(溶剤=シンナーで薄める)」に分けられます。
水性塗料は、臭いが少なく人体への影響も小さいため、主流になりつつあります。一方、油性塗料はシンナー特有の強い臭いがありますが、塗膜が強固で密着性や耐久性に優れています。
近年、水性の性能も向上していますが、より高い耐久性を求める場合や、特定の外壁材に塗装する際には、専門の業者と相談して「油性」を選ぶのが一般的です。
外壁塗装の塗料は、ご自宅の寿命や快適性、将来のメンテナンス計画も考慮に入れながら選ぶことが大切です。ここでは、塗料選びで失敗しないために押さえておきたいポイントをご紹介します。
塗料を選ぶ際は、「予算」「耐久性(メンテナンス頻度)」「機能性」の3つのバランスを考えることが大切です。
初期費用を抑えたい場合は低価格な塗料を選びがちですが、耐久性が短いと将来的に塗り替え回数が増え、総コストが高くなります。一方、耐久性の高い塗料は初期費用が高い代わりに、メンテナンスにかかる費用が抑えられます。
遮熱や防汚機能は、費用は上がるものの、夏の電気代節約や美観の維持できるメリットをもたらします。ご自宅の優先順位を考え、最適なバランスを見つけましょう。
▼塗料の色選びは、外壁塗装の満足度を大きく左右します。人気色やデザインのポイントについては、以下のページも合わせてご覧ください。
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塗料の性能だけでなく、ご自宅の外壁材や立地に合わせた相性を考慮することも重要です。
例えば、海沿いの家であれば、塩害に強い「耐塩性」の高い塗料を選ぶ必要があります。また、交通量の多い道路沿いであれば、排気ガスの汚れがつきにくい「防汚性」が高い塗料を選ぶと、きれいな状態を長く保てます。
さらに、サイディングボードのように柔軟性が必要な外壁材の場合、塗膜が硬い塗料を選ぶとひび割れの原因になることもあります。モルタルやALC(軽量気泡コンクリート)など、外壁材の種類によって最適な塗料を選びましょう。
ただし、同じ「シリコン塗料」でもメーカーやグレードによって耐久性・価格が大きく異なる点に注意が必要です。「どの塗料を選べば、わが家の立地や外壁材に最も合うのか」「どのグレードがコスパが良いのか」お悩みがあれば、世田谷ホームの無料アドバイスサービスをぜひご利用ください。
私たち「世田谷ホーム」は、お客様一人ひとりのご要望と建物の状態に合わせた最適な塗料と施工をご提案する、外壁塗装のプロフェッショナルです。
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